「資産形成って、やっぱiDeCoっしょ!」
そう思ってた時期が、僕にもありました…😇
けど実際にあれこれやってみて、投資歴10年以上の今だからこそハッキリ言える。
iDeCoは、使わなくて正解だった。
──今回は、そんな僕の資産形成戦略について、「企業型DCと新NISAに絞った理由」を、いつもの【師匠と弟子】形式でゆる〜く解説していきます!
- 🧑🎓「師匠!僕、やっとiDeCoに申し込もうと思って…!」
- 🧓「バカモン!その前に“出口”は見えておるのか!?」
- 第1章|iDeCoの「意外なデメリット」とは?
- 第2章|企業型DCと新NISAの魅力
- 第3章|僕がiDeCoを使わない理由【ガチ体験】
- 第4章|比較まとめ|iDeCo vs 企業型DC vs 新NISA
- 第5章|「じゃあ、どうすればいいの?」
- 💬カツくんの用語解説
- ✅まとめ
- 📣カツくんの一言コーナー
- 🧠深掘りコラム|“節税”は本当に得か?ライフプランとキャッシュフローで考える
- 📊実際どれくらい得なの?簡易シミュレーション
- 📚番外|“老後のための制度”が、人生を縛る paradox
- 🗨️カツくんの補足コメント
- 🧠深掘りコラム②|老後は“ゴール”じゃない。流動性が人生を救う理由
- 🔓お金に「ロック」をかける怖さ
- 🔁計画より“設計変更できる余地”が武器になる
- 🏠お金の“持ち方”が未来の自由を決める
- 🗨️カツくんの補足コメント②
🧑🎓「師匠!僕、やっとiDeCoに申し込もうと思って…!」
🧓「バカモン!その前に“出口”は見えておるのか!?」
今回は、以下のようなテーマで進めていくぞ。
- iDeCoを使わない最大の理由とは?
- 企業型DCとどう違う?
- 新NISAと比較してみた
- 流動性と出口戦略の落とし穴
- 僕のリアルな判断基準
第1章|iDeCoの「意外なデメリット」とは?
🧑🎓「iDeCoって節税できて最高じゃないですか!?」
🧓「理屈だけならそうじゃ。だが人生は理屈だけでは回らんのだ」
iDeCo(個人型確定拠出年金)のメリットはたしかに多い。
- 掛金が全額所得控除(税金がお得✨)
- 運用益も非課税
- 受け取り時の退職所得控除/公的年金控除
──だが落とし穴もある。
① 60歳まで引き出せない
これは想像以上に「重い」。
人生何が起きるかわからない中で、資金を長期ロックされるのは不安要素。
② 自分で運用管理する必要がある
選べる商品は金融機関次第。使い勝手が悪かったり、手数料が高かったりも…
③ 受け取り時に課税される可能性
節税になると言っても、受け取り時に退職金や年金と合算されて「税金ガッツリ💸」なんてことも。
🧑🎓「確かに…節税だと思ってたけど、将来のこと考えると不安です」
第2章|企業型DCと新NISAの魅力
🧓「ワシが選んだのは“流動性”と“自由度”じゃ」
✅企業型DC(企業型確定拠出年金)とは?
企業が用意してくれる年金制度。自動で給与天引き&運用され、60歳以降に受け取れる。
- 自分で商品を選べる(インデックス型が中心)
- 会社によってマッチング拠出もOK
- 運用益は非課税
✅新NISAとは?
2024年からスタートした制度。超・神アップデートで「使わないと損」レベル。
- 年間360万円まで投資可能(つみたて+成長枠)
- 非課税期間が無期限
- 売却益も配当も完全非課税
- 引き出し自由(いつでも現金化OK)
🧑🎓「新NISA、神か…!✨」
第3章|僕がiDeCoを使わない理由【ガチ体験】
🧑🎓「師匠、実際どっちが得なんですか?」
🧓「お前の“目的”によるのじゃ」
わし(=僕)は、以下の理由でiDeCoを使わずに、企業型DCと新NISAに集中している:
- 人生の選択肢を縛りたくない
→ ロック期間のあるiDeCoは不自由。自由こそ最大の価値。 - 退職金との合算リスクを避けたい
→ 企業型DCと重なると、控除枠オーバーもあり得る。 - 新NISAが万能すぎる
→ 非課税・自由・リターン全取り。
🧑🎓「なるほど…“いつでも引き出せる”って安心感が大事なんですね」
第4章|比較まとめ|iDeCo vs 企業型DC vs 新NISA
項目 | iDeCo | 企業型DC | 新NISA |
---|---|---|---|
非課税メリット | ◯ | ◯ | ◎ |
引き出し自由度 | ×(60歳まで不可) | ×(原則60歳以降) | ◎(いつでもOK) |
所得控除 | ◎ | × | × |
手間・運用管理 | やや面倒 | 会社がサポート | 自由に選べる |
結論:流動性と柔軟性を重視するなら「企業型DC+新NISA」が最強の組み合わせ💡
第5章|「じゃあ、どうすればいいの?」
🧑🎓「つまり、具体的にどう組めばいいんですか?」
🧓「こうじゃ!」
- ✅企業型DCは満額拠出(自動で老後資金を積立)
- ✅新NISAは余剰資金で全力運用(つみたて+成長)
- ❌iDeCoは無理に使わない(引き出せない資金は最小限に)
人によって最適解は違うが、「柔軟性を重視」するなら、iDeCoを“あえて外す”選択肢もアリ。
💬カツくんの用語解説
🗣️ iDeCoってなに?
「個人型確定拠出年金」の略で、自分で拠出して自分で運用、老後に受け取る年金制度だよ!税制メリットは大きいけど、60歳まで引き出せないのがネック!
🗣️ 企業型DCって?
会社が導入している年金制度で、会社や本人が掛金を出して老後に備えるしくみ!NISAやiDeCoとは別枠だから併用できるよ!
🗣️ 新NISAとは?
2024年に始まった非課税投資制度の最強バージョン!年間360万円まで投資可能、売却も自由、非課税期間も無期限と、めちゃくちゃ使いやすい制度!
✅まとめ
- iDeCoは節税メリットがあるが、60歳まで引き出せない点がネック
- 企業型DCは会社の制度で自動運用。使わない手はない
- 新NISAは自由度と非課税メリットで最強クラス
- 流動性・自由・リスク分散の観点から、iDeCoを外す選択も戦略
📣カツくんの一言コーナー
💬「節税メリット」だけに目を奪われると、出口でつまづくよ💦
自由に使えるお金=人生の柔軟性!
“使わない勇気”も、立派な資産形成戦略だね💡
🧠深掘りコラム|“節税”は本当に得か?ライフプランとキャッシュフローで考える
「iDeCoは節税になるから得!」──そう聞くと、誰しも「やらなきゃ損!」と思ってしまうよね。
でもちょっと待って。
「節税」と「得をする」は、似て非なるものなんだ。
🧑🎓「えっ?同じじゃないんすか?」
🧓「バカモン!“目先の税金”と“将来のお金”は、別腹じゃ!」
実は、iDeCoを使うときに見落とされがちなのが「人生全体のキャッシュフロー」。
たとえば──
- 🔸会社都合で退職し、収入ゼロになったとき
- 🔸家族の介護や病気でお金が必要になったとき
- 🔸副業や起業を始めたくなったとき
そんな時に、手元資金を自由に使えるかどうかは、まさに「生きるチカラ」だ。
✅“税金を減らすこと”より、“使えるお金を確保すること”が重要
節税=お金が増える、とは限らない。
引き出せない“節税されたお金”が、未来にあなたを縛ってしまうかもしれない。
🧑🎓「なるほど…節税の罠って、心理的なものだったんですね」
📊実際どれくらい得なの?簡易シミュレーション
仮に、iDeCoで年間20万円を掛け金として拠出するとする。
所得税と住民税が合わせて20%なら、節税額は約4万円/年。
10年間続けたら、節税効果は約40万円。
──たしかに、節税額は小さくない。
でも、その40万円分の資金が「一切引き出せない」という制約がある。
しかも将来の受け取り時に税金がかかる可能性もある。
自由に使える40万円と、60歳以降しか使えない40万円──あなたならどっちを選ぶ?
🧑🎓「…現金で持ってたほうが、安心できるかもです💦」
📚番外|“老後のための制度”が、人生を縛る paradox
本来、老後資金のための制度だったはずのiDeCo。
だけど、人生100年時代は「老後」って固定された期間じゃない。
もしかしたら、50歳でセミリタイアするかもしれないし、60歳時点でまとまった資金が必要になるかもしれない。
将来の自分に“決めつけ”をしすぎると、今の自分を苦しめる。
制度を信じすぎず、自分の人生の“変化”に合わせて選べる柔軟さ。
──それが、新NISAが評価される理由のひとつでもある。
🗨️カツくんの補足コメント
📣「お金の自由度=人生の自由度」ってよく言われるけど、マジでその通り!
資産形成って「税制を使い倒すゲーム」じゃなくて、「未来の自分を自由にするツール」だよね😊
🧠深掘りコラム②|老後は“ゴール”じゃない。流動性が人生を救う理由
🧑🎓「師匠、“老後資金”って、いくら必要なんですか?」
🧓「バカモン!“老後”などという時代は、とうに終わっとるわ!」
一昔前まで、人生は「教育→就職→結婚→定年→老後」と一直線だった。
でも今は違う。
- 会社が一生守ってくれる時代は終わった
- 副業・転職・起業が当たり前になった
- 定年の概念が消えつつある
- 人生100年、70代でも現役はザラ
つまり、“老後”というゴール前提で作られたiDeCoは、現代のライフスタイルとズレ始めているんだ。
🔓お金に「ロック」をかける怖さ
よくある誤解がこれ。
「iDeCoは60歳まで引き出せないけど、老後資金だからそれでいいでしょ?」
──本当にそうだろうか?
人生はイレギュラーの連続だ。
- 突然の病気や介護
- 親の看取り・子どもの教育費
- 職場の人間関係で早期退職
- 田舎にUターンしたくなる気持ち
そんな時に「使えないお金」が多すぎると、柔軟に動けなくなる。
資産は、“貯める”だけじゃなく、“使える状態で持つ”ことが重要なんだ。
🧑🎓「資産があっても、動けないなら意味ないってことですね」
🧓「そうじゃ。“機動力のあるお金”こそ、今後の資産形成のキモじゃ」
🔁計画より“設計変更できる余地”が武器になる
未来は予測できない。だけど、“変更できる余地”は設計できる。
たとえば──
- 会社の制度が変わったとき、新NISAなら投資方針を柔軟に変えられる
- 親の介護で仕事を辞めても、NISA資産を取り崩せる
- 副業で独立したくなったら、新NISAの売却益で初期費用を補える
変化に対応できる“資産の構造”を持っておくこと。
それが、これからの時代に必要な「備え」だ。
🧑🎓「たしかに…iDeCoって“プラン変更不可”みたいなものですもんね」
🧓「そうじゃ。お金の設計は、家と一緒。建てた後にリフォームできる方が強い」
🏠お金の“持ち方”が未来の自由を決める
資産形成って、額の多さがすべてじゃない。
「どんな形で、どんな時に使えるか」が、人生の自由度を決める。
たとえば──
- iDeCo:利回りが高くても、60歳まで使えない
- 預貯金:すぐ使えるけど、インフレに弱い
- 新NISA:非課税+流動性+資産形成=バランス◎
この中で、どれをどの比率で持つか。
あなたの“人生設計図”に合わせて、持ち方をデザインすることが大切なんだ。
🗨️カツくんの補足コメント②
📣「老後のために」と思ってお金を固めすぎると、
“今を生きる自由”を失っちゃうこともあるんだよね💦
お金は「未来」だけじゃなく、「今日」を楽しむためにも必要!
バランスこそ最強の戦略✨

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