スーパーで買う野菜も、ガソリン代も、電気代も、気がつけばどれもこれも高くなっていませんか?😥
なのに、給料はまるで据え置き…。
僕の友人(40代・会社員)は、こうボヤいていました。
「年収はここ数年ずっと横ばい。むしろ手取りは減ってるよ…。それなのに、物価だけ爆上がりでやってられん😡」
この嘆き、他人事じゃないですよね。実は、こう感じているのはあなただけではなく、多くの日本人が同じような不満を抱えているんです。
でも一方で、「日本は好景気」「税収は過去最高」なんてニュースも流れてきます。
えっ?どこが景気いいの?って思いませんか?
今回は、名物投資家・木戸次郎氏のコラムをベースに、「日本経済の本当の姿」と「私たちが取るべき資産形成の戦略」を深掘りしていきます。
ぜひ最後まで読んで、“搾取される側”から“守る側”へ一歩踏み出しましょう💡
問題提起|好景気なのに、なぜ生活が苦しいのか?
統計と現実のギャップに要注意!
まずはこちらの事実をご覧ください。
- 2023年度の法人税収:15兆8606億円(過去最高)
- 同年度の倒産件数:前年比増加(特に中小企業)
- 年収300万円未満の割合:全体の36%
- 非正規労働者:2216万人
- パスポート保有率:17%
…これって、ほんとに“好景気”と言えるのでしょうか?
木戸氏の指摘によれば、日本の労働人口のうち、円安の恩恵を本当に受けている人はたったの2割。それ以外の8割は生活が苦しくなる一方なのです。
📘用語解説:円安の恩恵って?
円安になると、海外にモノを売る企業(輸出企業)は儲かります。1ドル=100円から150円になると、同じ1ドルの売上が「100円→150円」に増えるので利益アップ💰
でも国内で暮らす私たちには、逆に輸入品が高くなり、物価高という形でダメージになります😱
それにも関わらず、政治や金融のトップ層はこの「実態」に無関心。なぜなら彼ら自身が“勝ち組2割”に属しているから──というのが木戸氏の見立てです。
カツくん:景気がいいって言われても、給料も上がらないし、子育て費用もかさむし、ウチの家計はずっと赤字やで…😭
解決策|この“異常な日本”で生き抜く資産形成戦略
ステップ①:円安の実態を理解する
まず大前提として、今の円安は構造的に放置されていることを知りましょう。
木戸氏はこう語ります:
「円安が続くのは、日銀が金利を上げないから。金利差が開けば開くほど、円は売られる」
つまり、日本の政策次第でこの“円安→物価高→庶民が苦しむ”ループは止められるのです。
ステップ②:「勝ち組の論理」に流されない
一部の大企業や投資家の成功話に乗せられて、自分には関係ない投資戦略をマネするのは危険です⚠️
たとえば、「株は上がってるから安心」と思って全額投資すると、突然の利上げや円高で暴落するリスクも。
ステップ③:生活防衛+資産形成を同時に進める
具体的には以下のような対策を取りましょう👇
- 生活費の見直し(保険・通信費・電気代)
- 収入の柱を増やす(副業・スキルアップ)
- つみたてNISA・iDeCoで長期運用
- ドル建て資産を一部取り入れる
- 現金だけでなく「インフレに強い資産」へ分散
NG例:よくある誤解あるある💣
・円安って旅行に行けないだけでしょ?
→ ❌実は物価・税収・賃金・雇用まで影響アリ!
・「投資で儲かるのは一部の人だけ」と何もしない
→ ❌動かないリスクの方が大きい時代です!
カツくん:よっしゃ、ウチもスマホは格安SIMに切り替えて、NISAに毎月コツコツ積み立てるで📱💸
まとめ|日本の“二極化経済”に巻き込まれないために
- 円安は一部の企業・富裕層だけが恩恵を受ける
- 中小企業や庶民には負担だけがのしかかる
- 統計的な“好景気”の裏に、生活苦という現実がある
- 物価上昇に対抗するには、収入を増やし、資産を守る戦略が必要
- 自分に合った資産形成を、今すぐ小さく始めよう!
社会や政策に文句を言うだけでは、何も変わりません。
でも、自分の家計と未来は、自分の選択で変えられます✨
「知らなかった!」を「気づけてよかった!」に変えて、今日から小さく一歩ずつ踏み出しましょう🌱
カツくんの一言コーナー
カツくん:
“円安”って聞くとピンとこんかもしれへんけど、毎日のスーパーのレジで感じてるやろ?
せやからこそ、「生活防衛×資産形成」で、ウチら庶民も反撃開始や!🔥
深掘りコラム|なぜ日本は円安を“あえて”放置しているのか?
ここまで読んで、「それならなんで日本政府や日銀はすぐに利上げしないの?」と思いませんでしたか?
実は、木戸次郎氏のコラムでも強く指摘されているように、日本が円安を“あえて放置している”ともとれる政策の裏側があるのです。
🎯理由①:法人税収アップで“見かけ上の好景気”を演出できる
円安が進むと、輸出企業の業績がアップ ➡ 法人税も増える ➡ 税収が過去最高に📈
これは一見良いことのように見えますが、税収が増えても、その恩恵が庶民に回ることはほぼありません。
むしろ、これをもって「景気回復」と言い張れることで、政治家や官僚にとっては都合がいいのです。
🎯理由②:国の借金(国債)の“実質価値”を下げられる
日本政府は1000兆円超の借金を抱えています。その借金を「円の価値を下げる(=円安・インフレ)」ことで、実質的に“目減り”させることができるんです。
例えば、100円の借金があったとして、物価が倍になれば“実質的な負担”は軽くなりますよね?
つまり、インフレは国にとって都合が良い状況とも言えるのです。
🎯理由③:日銀が「利上げトラウマ」に縛られている
2023年7月の急な利上げで株価が4451円も暴落した“令和のブラックマンデー”が記憶に新しいですよね?
これにより、日銀は“もう同じ失敗を繰り返したくない”という心理に陥っている、と木戸氏は指摘します。
学者肌の委員が多く、名誉職的ポジションの彼らにとって、リスクを取る決断はしづらい構造なのです。
👻「放置」ではなく「戦略的無視」なのかもしれない
ここでゾッとする仮説があります。
「日銀・政府は円安が庶民にダメージを与えているとわかっていても、“国全体の都合”で放置しているのでは?」
もしそうだとしたら──「生活は自分で守る」しかないのです。
カツくん:ほんまやで…円安は自然災害ちゃう!
“意図的に続けられてる政策”やったら、ウチら庶民は黙ってられへんわ😠
💡今こそ、「個人の戦略」が必要な時代
・国が救ってくれるのを待つのではなく、自分の資産を守る力をつける
・インフレや円安に強いポートフォリオ(ドル建て・実物資産など)を意識
・生活防衛だけで終わらず、少しずつでも投資に目を向ける
そうすることで、社会の構造に左右されず、自分と家族の“暮らし”を守ることができます。
もしこの記事を読んで「モヤモヤしてたけど、やっぱり動こう」と思えたら、それが何よりの“勝ち組の第一歩”です💪
深掘りコラム|このままだと2040年、日本はこうなる?
木戸次郎氏が指摘する日本経済の「二極化構造」──もしこの構造が今後も続いたら、私たちの未来はどうなってしまうのでしょうか?
ここでは、あくまで仮説とシナリオですが、「今と同じ状況が2040年まで続いた場合」に想定される未来を資産形成の視点から掘り下げてみます。
🧨予想①:通貨価値がさらに低下、「円弱」国家へ
木戸氏も警鐘を鳴らす「円安→円弱」の構造が進めば、2040年の1ドルは200円を超えているかもしれません。
円の価値が下がるということは、日本国内では稼いだお金の“価値”もどんどん目減りすることを意味します。
つまり、今の給料30万円が、将来は“今で言う20万円くらいの価値”にまで下がってしまう可能性もあるのです😱
カツくん:働いても働いても、暮らしが楽にならへん…啄木の世界がリアルになるやん😰
👶予想②:子育てコスト爆上がりで、少子化が加速
物価が上がり、教育費・住宅費・医療費などが高騰し続ける未来では、ますます子どもを持てない家庭が増えると予想されます。
今でさえ「2人目が無理」という声が多い中、20年後には「1人でもキツい」が当たり前の時代になるかもしれません。
🚨予想③:年金制度が崩壊し、“老後資金2,000万円”では足りない
物価が年5%で上がり続けたら、20年後には今の物価水準の約2.65倍になります。
つまり、今の2000万円は、将来の5300万円に相当する計算に。これ、普通に生活してたら絶望的な数字ですよね…。
📘用語解説:インフレとは?
インフレとは、物の値段が上がること=お金の価値が下がること。
給料が増えていないのにインフレになると、生活はどんどん苦しくなります💸
🔓未来を変える“個人の選択”とは?
このようなシナリオは決して“杞憂”ではなく、実際に今の円安・物価高・格差拡大が止まらなければ十分に起こり得る未来です。
でもだからこそ、今から対策を始める人が、未来で「少数派の生き残り」になれるのです。
✔ 収入の選択肢を増やす
✔ 通貨の分散(円だけでなくドル・外貨建て資産)
✔ 株式・インデックス投資を長期目線で
✔ 消費よりも「未来のための支出」を重視
カツくん:2040年の日本が“衰退コース”になるか、“回復コース”になるかは、今のウチらの行動次第やで✊
💬読者への問いかけ
あなたは2040年、どんな暮らしをしていたいですか?
「今のままじゃヤバい」と思ったなら、まずは家計の見直しからでもOK。
未来を変えるのは、過去の誰でもない。今のあなた自身です😊
深掘りコラム|“サイレントクラッシュ”が日本を飲み込む日
株価は上がっている📈
税収は過去最高💴
企業の決算も堅調📊
──にもかかわらず、私たちの暮らしは苦しいまま。
この「見えない崩壊」を、経済評論家たちは「サイレントクラッシュ(静かな経済崩壊)」と呼びます。
🧨クラッシュは“大暴落”だけじゃない
「クラッシュ」と聞くと、リーマンショックのようなド派手な金融崩壊を思い浮かべがちです。
でも木戸氏が指摘するように、今の日本では数字上は好調に見せかけながら、
- 実質賃金は下がり
- 中小企業は倒産増加
- 非正規雇用・低年収層が拡大
──という目に見えにくい崩壊が、静かに広がっているのです。
カツくん:パッと見は景気良さそうやけど、財布の中はスカスカやで…まさに“静かなる危機”や😰
📉サイレントクラッシュの具体的なサイン
以下のような現象がすでに進行中です。
- 🌐 日本の国際競争力:過去最低水準(IMD世界競争力ランキング)
- 👵 年金受給額の実質減少(物価上昇に追いつかず)
- 💼 生活保護受給世帯:増加傾向
- 🏘️ 地方経済の空洞化と過疎進行
- 🧒 若年層の投資離れ・結婚離れ・出産控え
これは“見えにくい崩壊”=「サイレントクラッシュ」の兆候です。
🏚️不動産・資産価格の“二極化”もクラッシュの一部
都市部の不動産は値上がりしている一方で、地方では空き家が激増しています。
株式市場も、「大型グロース株」だけが強く、中小型株や地方企業は取り残されています。
このように、格差と偏りが進行すること自体が、実質的な“崩壊の証拠”とも言えるのです。
🔍表に出ないリスクが家計を直撃する
「クラッシュ」という言葉が新聞の見出しに載るころには、すでに遅い。
なぜなら、この“静かな危機”は、すでに家計の中に忍び込んでいるからです。
- ✔ 貯金の実質価値が下がっている(インフレ)
- ✔ 食品・電気代・日用品など日々の支出が増加
- ✔ 子育て・教育・老後資金が思った以上に足りない
📘用語解説:実質賃金とは?
名目の給料額から物価上昇を差し引いた「実際の生活に使える価値」を表す数字。
上がった給料も、物価がそれ以上に上がれば実質マイナスとなる⚠️
💡“サイレントクラッシュ”から身を守る資産戦略
静かに進行する危機から家計を守るには、“目に見えない崩壊”にも備える必要があります。
今こそ、以下のような行動が求められます👇
- 🔁 投資信託のポートフォリオを定期的に見直す
- 🌏 日本円以外の資産(ドル建て・金など)を一部組み込む
- 📉 価格変動に強い生活設計(固定費削減、節税)
- 📈 安定収入+成長型収入(副業・自営・スキル磨き)
カツくん:静かでも、深刻な経済崩壊が進んでるなら…ウチらも静かに“反撃”始めようや💪
🛡️未来の家計は「構えて待つ」より「備えて動く」
表面は静かでも、水面下で進行しているサイレントクラッシュ。
それに気づいて、今こそ自分の家計と資産を“守りながら増やす”準備を始めることが必要です。
「まだ崩壊していないから大丈夫」ではなく、崩壊“する前に動いた人”が勝つのがこれからの時代。
あなたの家計、防衛できるのはあなた自身だけですよ😉
コメント