2025年5月初旬。
実家の田んぼで、息子と一緒に田植えを終えた直後のこと。
「よし、除草剤も撒いたし、これで安心だな!」
そう思っていたのも束の間、わずか3日後──。
「あれ? もう一回、除草剤やっておいたぞ」と父親の一言。
……えっ?もう一回?😱
そう、実は僕が撒いた初期除草剤のあと、父が別のジャンボ一発剤を「手投げ」で追加投入していたんです。
その時は「プロの父がやるなら大丈夫だろう」と思っていたんですが…。
そして6月17日。水田を見て、凍りつきました。
苗が全然分げつしてない⁉️成長が止まってる!
お隣の田んぼの苗は、家よりも2週間も遅く田植えしたのに、元気に青々としてる…。
ウチの苗だけ、スカスカでひょろひょろ…😭
このやらかし、原因はたぶん除草剤の過剰投入。
自分の判断と父の経験がすれ違った結果…、完全に成長をストップさせてしまいました。
その横で、息子はザリガニと大はしゃぎ🦞
「パパ!みてー!3匹つかまえたよー!」
息子の笑顔と、分げつしない苗。
複雑な気持ちになりながら、ふと、こんな考えが浮かんだんです。
「これって、投資と一緒だな…」
水田での“やらかし”が、僕に「資産形成の本質」を教えてくれました。
🌱第1章:資産形成は『育てる力』
🔸“すぐに結果が出ない”ものほど、価値がある
投資や資産形成って、すぐに結果を求めてしまいがちですよね。
「株価が上がらない!」「利回り低すぎ!」「もう全部売っちゃえ!」なんて…💸
でも、今回の水田体験で改めて感じたんです。
“育てる”って、地味で、時間がかかって、手間もかかる。
だけど、その過程があるからこそ、実ったときの喜びも大きい。
稲も、投資も、子どもも…
すぐに「収穫」できるわけじゃないんですよね🌾
👨🌾カツくんのひとこと
「見えないうちに育ってるって…信じられるかどうかが勝負どころだよね✨」
🔸雑草は“感情ノイズ”?除草剤とメンタルの関係
今回の失敗、実は「草をちゃんと抑えたい」という焦りから来たものでした。
「雑草に負けたくない!」という気持ちで除草剤を追加した結果、肝心の苗にダメージ…。
これ、資産形成でもありがちじゃないですか?
- 「不安だから、さらに保険に加入する」
- 「損したくなくて、投資信託を頻繁に乗り換える」
- 「株価が下がって怖くなって、狼狽売りする」
メンタルの“雑草”を、うまく取り除く。
それって、お金の世界でも田んぼでも、めちゃくちゃ大事なスキルなんだと痛感しました。
🔸「育てる力」は資産形成の“コアスキル”
農業でも、資産形成でも、いちばん大事なのは「育てる力」。
そして、それを信じる力=セルフマネジメントです。
AIもSNSも即レス即答の時代だからこそ、「待つ」「育てる」って超重要✨
親として、投資家として、そして一人の人間として、
焦らずじっくり育てていくことを学んでいる途中です。
📌ここまでのまとめ
- 資産形成も田んぼも「結果はすぐに出ない」
- 焦りや不安は「雑草」と同じ。冷静な判断が大切
- 育てる力=資産形成の本質✨
🔥第2章:“やらかし”から学ぶリスク管理
🔸プロの父もミスる!?リアルな“ダブル除草”事件
田んぼに撒いた2種類の初期除草剤。
それが、苗の分げつ(株が増えて成長していくこと)を完全に止めてしまった原因でした。
実際に使った除草剤はこんな感じ👇
- 🌿 自分:粒剤タイプ(地面にまんべんなく撒く)
- 🌿 父:ジャンボ一発剤(手でポンポン投げ入れるタイプ)
2つとも効果はあるけど、ダブルで投入=薬害リスクUP⤴️
結果、稲の生育が止まり、田んぼがスカスカに…😭
💬カツくんのコメント
「やばい…これは完全に“オーバーヘッジ”ってやつだね💦
投資でいうと『リスクを減らそうとして、逆に損する』やつ!」
🔸投資の世界にもある「やりすぎリスク」
実はこの“除草剤のやりすぎ”、投資の世界でもよくある話です。
たとえば…
- 📉 暴落が怖くて、複数のリスクヘッジ商品に手を出しすぎる
- 💰 分散しすぎて、結果どれも中途半端なパフォーマンスに
- 🌀 手数料がかさんで、気づけば資産が削られている
「不安だから」「リスクを抑えたいから」
そう思って行動した結果、むしろダメージを受けてしまう。
これが、資産形成における典型的な“やらかし”リスクです💣
🔸リスク≠悪。大事なのは“扱い方”
そもそも、リスクって「悪」じゃないんですよね。
たとえば、農業では天候リスクや虫害リスクがつきもの。
でもそれに過剰反応して、薬や肥料をやりすぎると逆効果。
同じように、投資でも「ゼロリスク」は存在しません。
- リスクは避けるものではなく、“管理”するもの
- 最悪を想定しつつ、冷静に動ける準備が大切
そして何より大事なのが…
🔧やらかしたあとの“リカバリー力”
6月下旬、苗の異常に気づいてから、すぐに対策を始めました。
・中干し(田んぼの水を抜いて根に酸素を送る)
・窒素系の追肥
・あぜ切り&水の循環改善
どれも、父と話し合いながら実施。
結果、完全ではないけれど、少しずつ苗に“元気”が戻ってきたんです!✨
これがまさに、リスク管理の真髄=事後対応力!
👨🌾カツくんのひとこと
「失敗しても、すぐに立て直せばいい!
投資も人生も、“やらかし”を次に活かせるかが勝負だよ🔥」
📌ここまでのまとめ
- やりすぎは禁物!除草剤も投資も“バランス”が大事
- リスクは悪じゃない。大切なのは“コントロール”力
- やらかしても、落ち込まず“リカバリー力”でカバー✨
👨👦第3章:親子で“お金の感覚”を育むには?
🔸「パパ、これ売ったらいくら?」から始まった経済教育
田んぼのあぜ道でザリガニを102匹も捕まえた息子。
夢中でバケツに集めながら、ふと聞いてきたんです。
「パパ、このザリガニ、売ったらいくらになるの?」
…き、来たっ!この一言✨
これはまさに経済教育のチャンス🌟
「そうだなぁ…1匹50円で売れたら…」
「えっ!…ごせんえん!?😳」
目をキラキラさせる息子を見て、ちょっと笑っちゃいましたが、
同時に、お金の“価値感覚”って、こういう遊びの中で育つんだなと実感しました😊
🔸ザリガニ=資産⁉️ 子どもと考える「モノの価値」
実際に考えてみると、102匹のザリガニが「資産」になるって、なかなか面白い発想ですよね。
しかも、この“資産”には
- 🦞「リスク」(死んじゃう、逃げちゃう)
- 🌡️「コスト」(バケツ代、エサ代)
- 👦「運用力」(息子の捕獲スキル)
が、しっかりかかっている(笑)
つまり、これってまさに投資のミニチュア体験なんです。
💬カツくんのコメント
「えっ!?ザリガニが投資教材⁉️
遊びの中に“お金の本質”が詰まってるってスゴイよね!」
🔸お金を“与える”のではなく、“考えさせる”
最近の子どもたちは、キャッシュレス時代に生まれたせいか、
「お金の重み」や「稼ぐ大変さ」に鈍感になりがちです。
だからこそ、親としてできることは——
- 「お金を与える」よりも、「お金について考える時間」を一緒に作る
- 「労力や工夫」が「価値」に変わる経験をさせる
- 生活の中で自然に「経済の仕組み」を伝える
そのための入り口として、田んぼやザリガニ体験は最高の教材なんです✨
🔸ちいさな経済ごっこで、ちいさな起業体験を
将来的には、例えばこんな“遊び”もしてみたいなと考えています👇
- ザリガニ屋さんごっこ → 原価と販売価格の違いを考える
- 「レンタル虫かごサービス」 → サブスクってなに?
- おもちゃ売り場で「自分で稼いだお金で買う」体験
こういった小さな“経済活動”を通して、
「お金=労力×価値」という感覚を自然に育てていくことが、
将来のお金のトラブル回避や資産形成の力につながっていくと思うんです💪
👨👦カツくんのひとこと
「お金のセンスって、教えるより“育てる”ものだよね✨
パパとザリガニ博士の“ミニ経済”実験、ワクワクするね!」
📌ここまでのまとめ
- 遊びの中にこそ、お金の教育チャンスがある!
- 「与える」より「考えさせる」親の姿勢が大切
- ザリガニ漁でも立派な“起業体験”になる🦞✨
🏡第4章:田舎暮らしと資産形成のリアル
🔸田んぼ=“お金を生む資産”ってホント?
今回の件で改めて思ったのが、
「田んぼって、めちゃくちゃ資産価値がある」ということ。
もちろん、金銭的な利益だけじゃありません。
- 🌾 年間の米収穫 → 家族で1年分の主食がまかなえる
- 👨👩👦 親子体験 → お金に変えられない“教育資産”
- 🌱 土地の所有 → 資産価値+相続対策にもなる
田んぼはただの“農地”じゃない。
それは「自分でコントロールできる資産」なんだと、気づかされました。
🔸田舎FIREという選択肢
最近よく聞くFIRE(Financial Independence, Retire Early)。
都市部では「1億円の資産で早期リタイア!」というイメージがありますが…
田舎暮らしでは、そのハードルがグッと下がります⬇️
- 🏠 家賃 → 実家や空き家を活用すれば0円もありえる
- 🛒 物価 → 自給自足+地元野菜で食費が激安
- 🚗 通勤ストレスなし → 移動は軽トラと長靴(笑)
つまり、「少ないお金でも、豊かに暮らせる」のが田舎の強み。
FIREというよりも、僕は“ゆるFIRE”くらいがちょうどいいと思っています。
💬カツくんのコメント
「FIREって、何もしない暮らしじゃないよね!
“やりたいことに全力投球できる自由”って感じ✨」
🔸実家を活用するという発想
親が残してくれた田んぼや家、昔は「相続の負担」と思ってました。
でも今は、
- 🌾 自分で米が作れる=食費の節約
- 👨👦 息子と自然体験できる=教育への投資
- 🏡 家を維持する=資産保全&家族の拠点
と、ものすごく資産形成に直結する要素が詰まってることに気づきました。
🔸田舎暮らしの注意点も正直に⚠️
とはいえ、田舎生活はいいことばかりじゃありません。
- 🚗 車社会 → 運転できないと生活できない
- 👴 地域の付き合い → 時に“濃すぎる”人間関係
- 🌪️ 災害リスク → 台風・雪・地震の備えが必要
資産形成を考えるうえでは、こういったコストやリスクも見逃せません。
だからこそ、田舎暮らしは
「向き・不向き」を見極めて、資産計画とセットで考えることが大事なんです📊
👨🌾カツくんのひとこと
「田んぼは“地味だけど最強の資産”。
あとはどう活かすかは…あなた次第だね✨」
📌ここまでのまとめ
- 田んぼは“経済的+教育的”な資産になる🌾
- 田舎FIREは意外と現実的!豊かさの形を再定義しよう
- リスクとコストも含めて“資産”と向き合うのがカギ🔑
💬Q&Aコーナー:よくある質問にお答えします!
Q1:「子どもにどうやってお金を教えればいいの?」
A:まずは「お金=交換の道具」だと伝えるところからスタート!
ザリガニ1匹が何円になるか?
お菓子を買うにはいくら必要か?
こういった日常のやりとりが一番の教材です。
💬カツくんのコメント
「“教える”より“気づかせる”がカギだよ!
『パパのお給料ってどうやって決まるの?』って質問されたらチャンス✨」
Q2:「農業と投資って両立できますか?」
A:できます!むしろ相性抜群です🌾💰
農業は「育てて待つ」スタイル。
これは長期投資の考え方とよく似ています。
収穫期と投資の“利確タイミング”を重ね合わせると、
自然とリスク管理や計画力も身につきます。
Q3:「実家の田んぼって、相続して得するの?」
A:人によります!が、「活用できる人」にとっては超ラッキー✨
固定資産税がほぼかからず、米を作れば食費が浮きます。
さらに、土地の所有が資産として残るので、うまく使えば節税にも。
ただし、放置すると「草だらけの負債」になるので、運用意識が大切です。
🔍お金の用語解説コーナー(カツくんと学ぼう!)
資産形成や投資の話って、カタカナ用語や専門用語がいっぱい…💦
ということで、今回出てきたキーワードをおさらいしておきましょう!
📌資産
お金になるもの、価値を持つもの。
田んぼ・家・株・自分のスキルも「資産」と考えよう!
💬カツくんの豆知識
「資産=“お金を生み出すもの”って覚えると簡単だよ!」
📌リスク
損をする可能性、予測外のことが起きること。
ゼロにすることはできないけど、コントロールはできる!
📌FIRE(ファイア)
Financial Independence, Retire Earlyの略。
経済的自立をして、早期リタイアするライフスタイルのこと🔥
📌分散投資
資産をいろいろな種類(株、債券、金など)に分けて投資すること。
リスクを減らすテクニックです!
📌リカバリー力
失敗しても、立て直す力。
投資・農業・人生すべてにおいて超重要スキル✨
👨🏫カツくんのアドバイス
「“わかんない”を放置しないのが、成功者の習慣だよ📘」
📚まとめ:田んぼにこそ、資産形成の原点がある
今回、除草剤の“やらかし”と息子のザリガニ漁という
とってもリアルな体験を通して見えてきたのは——
「資産形成=育てる力」という原点でした。
- 🌾 稲を育てる=資産を育てる
- 🦞 ザリガニを捕まえる=リスクとリターンを楽しむ
- 👨👦 親子体験=お金の価値観を育てる“教育投資”
そして何より、失敗しても立ち直る力=リカバリー力の大切さ。
株価が下がっても、雑草が生えても、苗が分げつしなくても…
大事なのは「腐らず、焦らず、向き合うこと」。
お金って、技術だけじゃなくて
“生きる力”そのものなんだと、自然の中で実感できた夏でした。
🎤カツくんの一言コーナー
👨🌾カツくんより:
「パパ~!ザリガニ、102匹になったよ~!」って叫ぶ息子の声。
それはまるで、投資先からの“配当通知”みたいだったんだ(笑)
資産形成ってね、金額じゃなくて感覚なんだよ。
『育てる・待つ・立て直す』このサイクルを経験すれば、
投資もうまくいくし、人生も前向きになれると思う✨
だから、あなたもぜひ
自然とお金の感覚を一緒に育ててみてね🌱
──ちなみに、この日捕れたザリガニの数は102匹。
気がつけば僕自身、子どもの頃にも経験したことがないほどの大漁。
夢中で捕まえて、笑い合って、選んで、大事に持ち帰って。
ただの遊びのはずが、こんなにも深く「資産形成の本質」に触れる時間になるなんて。
きっとこの102匹のザリガニたちは、息子との思い出だけでなく、
僕の投資・人生観にとっても大きな“インデックス”になった。
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