「もっと早く知っておけば…」
これは、過去の僕が何度も思った言葉です。
ギャンブル・レバレッジ投資・知人への貸し借り…。どれも「儲かるかも?」と夢見た瞬間はあったけど、現実は甘くなかった。
この記事では、そんな僕の失敗談とともに、「お金の増やし方の間違い」と「多くの人がハマりやすい落とし穴💣」を体験談ベースで語っていきます。
💬 カツくん:この頃のオレ、もうね、ATMが親友だったぜ…
第1章:甘い言葉に騙されるな!「確実に増える」は罠だった
昔、SNSの広告でよく見かけた「月利20%!初心者でもOK!プロが運用!」というキャッチコピー。今思えば、怪しさ満点だったのに、当時の僕はそれに飛びついてしまったんです。
始めたのは、海外のレバレッジ投資案件。口座を作って、BTCを送金。最初の1ヶ月はちゃんと配当が届いたけど、2ヶ月目から急に音信不通に…😱
返金もできず、結局数十万円が消えました。
💡お金のうんちく: 「年利15%を超える投資」は、リスクも爆上がり。平均的な株式市場(S&P500)の年利が7〜10%と言われている中で、20%以上を保証するのはかなり危険信号です。
💬 カツくん:“プロに任せれば楽チン”って思ってたけど、そもそもその「プロ」って誰だったんだろな…😂
こういう怪しい話に乗る人は、実は「真面目な人」が多いんです。将来の不安が大きくて、「少しでも増やしたい」と思ってる人ほど、甘い話に引っかかりやすい。
でも、そこに落とし穴があります。「楽して儲かる話」には、必ず裏があると肝に銘じましょう。
第2章:知人とのお金の貸し借りが地獄を生んだ話
「ちょっとだけ貸してほしい…すぐ返すから」
そんな言葉を信じて、知人にお金を貸したことがあります。しかも、一度だけじゃありません。最初は3万円。次は5万円。そして合計20万円近くになっていました。
最初は「ありがとう、助かった!」って感謝されたけど…徐々に連絡が減って、催促するのも気まずくなり、最終的には自然消滅。
その人との関係も壊れ、二度と戻ってきませんでした。
💬 カツくん:“困ってる人を助けたい”って気持ちは大事だけど、それで自分が困るのは…違うよなぁ。
実は「知人への貸し借り」は、日本人が最も後悔する金銭トラブルの1つ。
人間関係とお金の信頼は、切り離すべきなんです。
💡プチ知識: お金を貸すときは「返ってこなくてもいい金額」で行うべきと言われています。それが難しいなら、最初から貸さない勇気を持つべき。
しかも、貸す側が悪者になるケースもあります。「早く返して」と言ったら、相手が怒って関係が壊れる。貸した側が泣き寝入りする構造なんです。
この経験をして、僕は「お金は感情で動かすべきではない」と学びました。
そして「お金を増やす=人を信じて預けること」ではなく、自分で管理・判断する力が必要だと痛感しました。
第3章:パチンコ・バイナリー・FX…ギャンブル脳で崩壊寸前だった日々
20代の頃、僕はパチンコに依存していました。
仕事終わり、休日、どんな時も「打ちたい…」という欲求が頭を支配していたんです。
財布の中が空っぽでも、「もしかしたら取り返せるかも」とATMに走る。
当時は、自分でも「これはヤバい」と分かっていながら止められませんでした。
そしてスマホが普及すると、今度はバイナリーオプションやFXにハマる。
チャートを見て、「上がる!下がる!」の勘だけでエントリー。資金を溶かし続け、数十万円が一瞬で消えたこともあります。
💬 カツくん:もはや「投資」じゃなくて、完全に「ギャンブル脳」だったね。勝ちたい欲求が先走ってたなぁ…。
怖いのは、それでも「また勝てるかも」と思ってしまうところ。
これは脳の報酬系が刺激される中毒状態。僕は完全にハマってました。
💡プチ知識: ギャンブルやバイナリーオプションなどで興奮すると、脳内ではドーパミンが大量に放出されます。
一度「快感」を覚えると、やめられないのが依存症の怖さです。
資産を築くどころか、将来どころか“今日の生活すら危うくなる”。
このままではダメだと、自分自身を立て直す決意をしたのは、結婚を意識してからでした。
「このままじゃ家庭なんて持てない」「子どもに恥ずかしい背中を見せることになる」…
そう思って、パチンコをやめ、バイナリーを封印し、コツコツ型の資産形成に切り替えたんです。
第4章:高利回りの「うまい話」に騙された!危険な案件に注意
「月利10%」「元本保証」「AIが運用するから安心」
こんな言葉を信じて、怪しい案件に手を出したことがあります。
きっかけはSNSで流れてきた広告。
「今からでも遅くない、簡単に資産が倍に」という甘い文句に心が揺れたんです。
気づけば、50万円を“よくわからない会社”に入金していました。
数ヶ月は配当がありました。でもある日、サイトが消えてログインできず、問い合わせ先も電話が繋がらない…
いわゆる“飛んだ”状態。完全に騙された瞬間でした。
💬 カツくん:「元本保証」って言葉には要注意だぜ!そんなうまい話、本当にあったら誰も働かないからな!
この時、本当に悔しかったし、自分を責めました。
でも、逆にこの失敗で「投資は学んでからやるもの」と痛感できたのは、今では財産です。
💡うんちく: 金融庁や消費者庁は「元本保証」「高配当を謳う無登録業者」に関する注意喚起を公式に発信しています。
登録のない業者との契約は、日本国内で法的保護が受けられません。
怪しい案件には、次の特徴があります。
- やたら高い利回り(月利10%など)
- 元本保証を強調
- 有名人の名前や画像を勝手に使用
- 紹介制やクローズドな勧誘方法
こうした案件は「ポンジスキーム」の可能性もあるため、手を出してはいけません。
真面目に、地に足つけて資産形成をしている人ほど、短期的な利益に飛びつかない。
それが、僕が今になって学んだ「本物の投資家の姿勢」でした。
第5章:知人にお金を貸して失敗した話|情とお金は分けるべき理由
「ちょっとだけ、助けてくれないか?」
昔の友人から、こんな連絡がきました。
彼は仕事でミスをして給料が下がり、生活費が足りないとのこと。
困っているなら助けたい──そう思って、3万円を貸しました。
「来月には必ず返すから」という約束。
でも…待てど暮らせど返ってこない。
連絡をしても「今ちょっと厳しくて…」の繰り返し。
最後はブロックされて、音信不通になりました。
💬 カツくん:お金の貸し借りで壊れるのは、信頼だけじゃない。自分の心も壊れるんだ…オレはそれを学んだぜ。
この出来事のあと、自分に腹が立ちました。
「なんで貸したんだろう」「自分も余裕なかったのに…」と。
金額の大小ではなく、「感情」がすり減るんです。
💡豆知識:日本の民法上、お金の貸し借りは原則契約自由ですが、
口約束だと法的回収は難しいことがほとんどです。
裁判にしても費用がかかるし、少額だと割に合いません。
この経験から、僕は「お金は貸さない」と決めました。
その代わり、どうしても助けたいなら「返ってこない前提」で“あげる”と割り切るようにしています。
家族や友人、大切な人との関係を壊さないために。
お金と情は、ちゃんと分けて考えた方がいい。
第6章:まとめ|なぜ人は間違える?それでも資産形成を続ける理由
僕はこれまで、たくさんの「間違い」をしてきました。
- レバレッジ商品で資産を一瞬で溶かした
- FXやバイナリーで感情任せに取引し、夜も眠れなかった
- パチンコに依存し、お金がなくなってATMに走った
- 知人にお金を貸して信頼もお金も失った
- 車やバイクに散財して貯金ゼロ生活
どれも「もっと早く気づいていれば…」と思うものばかり。
💬 カツくん:でもな、失敗したからこそ「資産形成の本当の意味」に気づけたんだ。人生はリカバリーできるんだよ。
給料日前に財布が空っぽで、ATMで1,000円だけ引き出していた自分が、
今では「将来を見据えて投資」し、「家族のためにお金と向き合い」ながら生活しています。
もちろん、まだ資産は億単位なんていってません。
でも、心の安定と未来への希望を持てるようになった。
資産形成=未来の自分と家族への“仕送り”なんです。
✔︎ 最後に伝えたいこと
お金の増やし方は、世の中にあふれています。
でも、大切なのは「自分の中の正解」を見つけること。
派手な成功者じゃなくてもいい。
地道にコツコツ続けられる方法が、きっと自分を救ってくれる。
💬 カツくん:どんな過去があっても、未来は自分で選べる。
オレたちは、もう「搾取される側」で終わらせないぜ🔥
次回は、実際に僕がどうやって「資産形成の第一歩」を踏み出したかをお伝えします。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます!
補足コーナー:用語解説&カツくんの一言
🔸レバレッジ商品とは?
少ない元手で大きな金額を動かすことができる金融商品。FXやCFD、信用取引などが該当します。利益が大きくなる可能性がある一方で、損失も倍増するリスクがあるため、初心者にはハードルが高い商品です。
💬 カツくん:簡単に儲かるって言葉に乗ったら、簡単に地獄見たぜ…😇
🔸バイナリーオプションとは?
ある一定時間後に、為替や株価が「上がるか下がるか」を予測する投機的な商品。予測が当たれば利益、外れれば全損という構造のため、ギャンブル性が非常に高いです。
💬 カツくん:“当たればデカい”の裏には、“当たらなきゃゼロ”って現実があるんだ…
🔸高利回り商品とは?
年利10%〜20%以上など、極端に高い利回りを謳う金融商品は要注意。中には詐欺やポンジ・スキームのようなものもあり、元本保証がないことを強調しているのにリスクを隠しているケースもあります。
💬 カツくん:「年利20%保証!」って言葉には、だいたい罠があると思え😤
🔸FIREとは?
FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは、「経済的自立」と「早期退職」を意味するライフスタイルのこと。株式や不動産などの資産からの収入で生活費をまかない、会社勤めをしなくても自由に生きる状態を目指します。
💬 カツくん:FIREは“逃げ”じゃなくて、“選ぶ力”を持つってことなんだ🔥
🔚 終章:賢く増やすお金、守ってこそ意味がある!
「お金を増やしたい」——誰もが抱く自然な願いです。
でもその願いに「焦り」や「欲」が混じると、一歩間違えば大きな落とし穴にハマってしまいます。
投資は人生を豊かにするための道具。
決して、“一発逆転”や“楽して大金”の魔法ではありません。
💬 カツくん:オレみたいに痛い目みたからこそ言える。
「お金って、守りながら増やすのが一番なんだ」ってね💡
資産形成をする上で、心がけたいのは次の3つです:
- 📌 地に足のついた目標設定
- 📌 無理のない投資額
- 📌 誘惑に負けないメンタル管理
目先の派手な利益ではなく、10年後、20年後に笑っていられるような資産の増やし方を選びましょう。
もし「今、増やし方に迷っている…」という方がいたら、一度“自分の本当の目的”に立ち返ってみてください。
——資産形成は、あなたの人生そのものを形づくる“人生形成”です。
焦らず、騙されず、一歩ずつ、一緒に進んでいきましょう。
💬 カツくん:
オレのような過去があっても、やり直せる。
「資産形成」は、人生を取り戻す旅でもあるんだ🚶♂️💰
一緒に、未来を切り拓いてこうぜ!
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