こんにちは、カツです📘
今回は多くの家庭に影響を与える「遺族年金」の大改正について、わかりやすく&楽しく(?)解説していきます!
これまでは夫が亡くなった後、妻は年金を一生もらえるというのが常識でしたが…
なんと今、政府がこの仕組みを“5年限定の支給”に変更しようとしているんです😱
「え、いきなりどういうこと!?」と思った方、この記事を最後まで読めば
・なぜ変わるのか
・自分にどんな影響があるのか
・どう備えればいいのか
がまるっとわかります👍
では早速いってみましょう💨
- 📘 第1章:そもそも「遺族年金」ってなに?知らないと損する制度
- 📉 第2章:なぜ“生涯受け取り”が見直されるのか?
- 💥 第3章:改正案の中身は?いつから、どう変わる?
- 💰 第4章:モデルケースで検証!最大1,900万円の支給減!?
- 📉 第5章:生命保険への影響も!?保険設計の前提が崩れる
- 📉 第6章:リタイア後の生活設計にどう影響する?
- 🏡 第7章:生活設計へのインパクトは?“人生100年時代”をどう生きるか
- 💡 第8章:お金のうんちく|年金って本当に「もらい得」なの?
- ⚖️ 第9章:賛否両論!制度の公平性 vs. “改悪じゃない?”の声
- 🧩 第10章:どう備える?資産形成の選択肢まとめ
- 📆 第11章:改正はいつから?今後のスケジュール
- 👨👩👧 第12章:夫婦・家族で話し合っておきたいこと
- 📝 第13章:あとがき|あなたと一緒に備える未来へ
📘 第1章:そもそも「遺族年金」ってなに?知らないと損する制度
まず基本から確認しましょう!
「遺族年金」とは、厚生年金などに加入していた人が亡くなったときに、残された配偶者や子どもに支給される年金です。
中でも会社員や公務員が対象となるのが「遺族厚生年金」です🧑💼
📌 たとえば…
- 会社員の夫が亡くなったら、妻に遺族厚生年金が支給
- 共働きでも条件を満たせば支給される
ちなみに、年金の基本は“保険”です。
長生きした人にお得(長生きリスクに備える)という仕組みなので、受給期間が長くなると支給額も増えるわけです。
遺族年金も例外ではなく、「何歳で亡くなったか」「配偶者の年齢」「子どもの有無」などによって金額が決まります。
従来は妻が30歳以上なら生涯受け取れるという仕組みでしたが…
その前提が今回、大きく揺らいでいるのです😓
📉 第2章:なぜ“生涯受け取り”が見直されるのか?
今回の法案改正、実は以下のような理由から提案されています👇
- 🔁 男女平等の観点(男性はもらえないのに、女性はもらえるのは不公平)
- 📊 就業率・賃金の男女格差の縮小(共働き世帯が主流に)
- 💸 年金財政のひっ迫(将来の年金維持が難しい)
厚労省としては、「公平にするため」「現代の働き方に合わせて」見直しが必要と説明しています。
とはいえ…
『今までもらえてたものが、5年で打ち切り!?』と聞けば、怒りや不安を感じるのも当然ですよね😤
しかも改正後は、「男女とも5年のみ」が基本となる予定。
つまり、女性の生涯受給という特権は消え、男性にも5年の支給チャンスが生まれるということです。
💥 第3章:改正案の中身は?いつから、どう変わる?
ここでは、法案で示された具体的な変更点を見ていきます。
🔸 改正前(現行制度):
- 女性は30歳未満 → 5年受給
- 女性は30歳以上 → 生涯受給
- 男性は55歳未満 → 受給対象外
🔸 改正後(法案提出内容):
- 男女ともに配偶者が60歳未満で死亡 → 原則「5年のみ」
- 新たな加算措置あり(詳細未定)
- 20年かけて段階的に制度移行
つまり、これからの世代では、「遺族年金=老後の支え」ではなくなる可能性が高いということです⚠️
加算措置があるとはいえ、詳細はこれから。
現状では“受給額は大幅ダウン”の可能性が濃厚です。
💰 第4章:モデルケースで検証!最大1,900万円の支給減!?
ここで実際の数字を使って、どのくらいの影響が出るのかを見てみましょう。
📌 モデルケース:
- 夫:55歳、月収45万円(年収540万円)
- 妻:55歳、専業主婦
- 夫が突然亡くなった場合
🔍 現行制度の場合:
妻は87歳(女性の平均寿命)まで遺族年金を生涯受給。
👉 受給総額:約2,336万円
🔍 改正案(5年限定)では:
5年分しか支給されず、総額:約365万円に激減😱
📉 差額は…なんと約1,971万円のマイナス!
これはもう「改正」というより“改悪”と感じてしまうのも無理はありません。
💡 お金のうんちく:
年金制度は「世代間扶養」が基本。つまり、現役世代が高齢者を支える仕組みなんです。
ところが、少子高齢化で現役の支え手が減っている今、制度そのものが揺らいでいるという背景があります。
📉 第5章:生命保険への影響も!?保険設計の前提が崩れる
「遺族年金がもらえる前提」で保険設計していた人にとっては、今回の見直しはまさに“想定外”です。
たとえば…
- 夫に万が一のことがあっても、妻は年金で生活できると思っていた
- そのために生命保険の保障額を最小限にしていた
ところがこの前提が崩れると、
- 保険の見直しが必要になる
- 老後資金をさらに自力で準備する必要が出る
👛 つまり、遺族年金の改正は「家計の安全設計」を根本から変えるリスクがあるんです。
🔍 保険の見直しポイント:
- ・現在の保障額で生活費は足りる?
- ・5年後以降の収入源はある?
- ・個人年金保険やiDeCoの活用を検討している?
💡 プチ知識:
生命保険の見直しは「年に一度」が理想。特に子どもの進学や住宅ローン完済など、ライフイベント時には要チェックです!
📉 第6章:リタイア後の生活設計にどう影響する?
リタイア後の暮らしを支える柱は、以下の3本です。
- 1. 公的年金(老齢年金・遺族年金など)
- 2. 私的年金(iDeCo、企業型DCなど)
- 3. 自助努力(貯蓄・投資・不労所得など)
このうち「1.公的年金」の一部である遺族年金が“5年だけ”になるというのは、かなりのインパクトです。
今後は「2」と「3」をより強化する必要があります。
📌 たとえば:
- ・iDeCoやつみたてNISAで老後資産を作る
- ・不労所得(配当金や家賃収入など)を育てる
- ・夫婦で働けるうちは働き、年金繰下げ受給を活用する
💡 お金のうんちく:
日本人の平均寿命は85歳以上 つまり、老後は「健康なうちに稼ぎ、資産を育て、備える」時代なんです。
🏡 第7章:生活設計へのインパクトは?“人生100年時代”をどう生きるか
もしあなたが将来、配偶者を亡くしてしまったとき…
「遺族年金が生涯受け取れるから大丈夫」と考えていた方にとって、今回の改正は想像以上に家計を直撃する可能性があります。
📉 5年間しかもらえない = その後の生活費を自分で何とかする必要がある、ということ。
たとえば月15万円の年金があったとしても、
- 15万円 × 12か月 × 5年 = 900万円
これが生涯なら2,000万円超えていたのに、たった5年で終了…。
もちろん、医療費や介護費用も上乗せで必要になります💦
👵 つまり、リタイア後も「自助努力の家計設計」がマストな時代に入ったということなんですね。
💡 第8章:お金のうんちく|年金って本当に「もらい得」なの?
ここでちょっと、お金の雑学を一つ🤓
年金制度、よく「損する」「破綻する」なんて言われがちですが…
実は多くの人が払った額より多くもらっているんです!
🔍 厚労省の統計によると:
- 男性の年金受給期間は平均約18年
- 女性ではなんと平均23年ももらっています
つまり、長生きすればするほど「超お得」な制度ともいえるんですね💴✨
💡 年金うんちく豆知識:
- ・老齢基礎年金は40年間の保険料納付で満額
- ・年金繰り下げ(最大75歳)で42%増額!
- ・iDeCoや企業型DCと合わせると節税+将来資産として超優秀
📘 ポイントは、「年金だけに頼らず、自分でも備える」こと。
この視点が、これからの時代には欠かせませんね😊
⚖️ 第9章:賛否両論!制度の公平性 vs. “改悪じゃない?”の声
今回の年金改正案、実は政治的にも大きな波紋を呼んでいます。
🗳 賛成側(与党や厚労省など)はこう主張します:
- ・男女平等にするための見直し
- ・共働きが当たり前の社会に合わせる
- ・財政の持続性を確保するため
一方で、反対派の声も多数あります:
- ・「実質的な減額では?」
- ・「長生きリスクに備えられなくなる」
- ・「今まで払ってきた意味が薄れる」
👥 実際に、野党の維新や国民民主党などは「審議不十分」「拙速すぎる」として反対の姿勢を見せています。
💬 SNSやネットの声では…
「女性のセーフティネットを潰すな!」
「平等って言えば何でもアリなの?」
「また“老後2,000万円問題”に逆戻り…」などなど。
✅ 制度の「公平さ」と「安心感」のどちらを重視するか。
これは、個々人の価値観に深く関わるテーマですね。
🧩 第10章:どう備える?資産形成の選択肢まとめ
さて、ここからが一番大事な話。
「じゃあ、どうすればいいの?」という疑問に答えていきましょう💡
遺族年金に頼れない時代を生き抜くために、できることはたくさんあります。
📌 資産形成の選択肢:
- ✅ NISAやiDeCoで長期積立投資
- ✅ 企業型DC(確定拠出年金)を活用
- ✅ 高配当株やETFで不労所得を育てる
- ✅ 家計簿や家計管理アプリでムダ見直し
- ✅ ライフプランシミュレーションで将来を可視化
👛 ポイントは、「年金はあてにせず、自分で柱を立てる」というマインドセット!
💬 こんな時代だからこそ、資産運用は“学ぶほど安心”につながります😊
📆 第11章:改正はいつから?今後のスケジュール
今回の「遺族年金見直し」はすぐに変わるわけではありません。
政府は今後20年間かけて段階的に実施する予定です。
対象になるのは、改正法が成立して以降に亡くなった方の配偶者など。
📅 今後の流れ:
- 🔹 2025年前後:法案可決・施行
- 🔹 ~2045年頃:20年かけて段階移行
📢 今すぐ慌てる必要はありませんが、将来を見据えた準備は今からでもできます💪
👨👩👧 第12章:夫婦・家族で話し合っておきたいこと
この制度変更は、配偶者・子ども・親世代にも大きく影響します。
💬 こんな話し合いをしてみよう:
- ・「お互いに万が一があった時、どう備える?」
- ・「保険は足りている?資産は分散されている?」
- ・「老後にかかる費用って、どのくらい?」
👨👩👧 家族でお金について話すことは、“心の安心”にもつながる大事な一歩です✨
📝 第13章:あとがき|あなたと一緒に備える未来へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました🙏
今回の「遺族年金見直し」は決して他人事ではありません。
今の30代・40代にとっては“将来確実に関わる”テーマです。
私自身も、息子を育てる親として、そして将来の自分と妻のために、「備える力」を高めていこうと改めて感じています。
不安なニュースが続く時代だからこそ、知ること・学ぶこと・動くことで、未来はきっと変えられる🌱
今後も、家計や資産運用に関するリアルな話題をお届けしていきますので、ぜひブログをブックマーク&また遊びに来てくださいね😊
それではまた次回の記事で!
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