会社のDC、放置していませんか?

初心者向け資産形成!お金の基本!!

「DCって何だっけ?なんか会社で勝手に積み立てられてるやつ?」
こんなふうに思っている方、いませんか?実は、僕もその一人でした。

ある日ふと、会社から届いた「確定拠出年金(DC)」の運用報告書を見て驚愕。
元本確保型に設定されたまま、5年以上も放置していたんです。利回り、ほぼゼロ😇

一方、同僚のAくんは、DCの中で外国株式インデックスファンドを選んでいたおかげで、評価額が倍増していたのです。

さらに今回、こんなニュースが飛び込んできました。
「野村外国株式インデックスファンド(DC専用)が純資産1兆円を突破!」
しかも、5年間で残高が5倍に!
いやいや、DCってそんなに爆伸びする世界だったの!?

この記事では、この「DC専用ファンドの快挙」が意味すること、
そして僕たちが“何を見直すべきか”を、初心者にもわかりやすく解説します。

📌この記事を読めば…
✅ DC専用ファンドってどんな投資信託?
✅ iDeCoやNISAとの違い・活かし方
✅ 老後資産が2倍・3倍に育つ仕組み
がわかります!

第1章:1兆円を突破したDC専用ファンドとは?

2025年7月25日、確定拠出年金専用ファンドである
「野村 外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(DC専用)」が、
純資産残高1兆円を突破しました。これは、日本のDC専用ファンドでは史上初の快挙。

このファンドは、企業型DC(会社で自動的に積立される年金制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)で運用できる外国株式インデックスファンドです。

DC専用ファンドの特徴はこんな感じ👇

  • ✅ 積立前提だから、長期運用に特化
  • ✅ 基本は「信託報酬が割安」設計
  • ✅ 元本確保型ではなく「インデックス運用」も選べる
  • ✅ 一般販売されない(証券口座からは買えない)

中でも、この「野村KOKUSAI」はMSCI-KOKUSAIインデックスという
日本を除く先進国株に連動する“グローバル株式指数”に投資しています。

つまり、アメリカやヨーロッパの大手企業の株式に広く分散投資しているわけです。
S&P500に近い成績を出しつつ、日本の比率をゼロにしている点も特徴です。

💡ちなみに… 「外国株式インデックス=値動きが大きい」というイメージがありますが、
積立投資ならむしろ安定した資産形成につながる可能性も高いんです。
(これについては第2章でしっかり解説します!)

第2章:「野村KOKUSAI」ファンドが5年で5倍に成長した理由

純資産が5年間で2000億円 → 1兆円(5倍超)になった背景には、いくつかの要因があります👇

① 世界の株高に乗ったグローバルインデックス

2020年以降、アメリカ株を中心とした先進国市場は上昇基調にありました。
特に、米国ハイテク株(Apple、Microsoft、NVIDIAなど)の成長が著しく、MSCI-KOKUSAI指数にも好影響を与えています。

② ドル建て資産の価値が上昇

円安が進行したことで、ドル建て資産が相対的に増価しました。
為替ヘッジのないファンドでは、為替の変動も利益の源になります。

③ 積立型ゆえに“資金が流入し続ける”構造

企業型DCでは、加入者が退職するまで毎月拠出金が積み上がる仕組み。
大きな相場下落がなければ、資金流入が継続し、ファンドの残高も増えていきます。

④ コロナ禍以降、個人の投資意識が変わった

2020年以降、NISA・iDeCoをはじめとする個人の資産運用ブームが始まりました。
「老後資金は自分でつくる」流れが強まり、会社のDCも見直され始めています。

💡結果的に、2020年6月時点で基準価額2万6398円だったファンドが、2025年7月には7万6733円に成長!
2.9倍の値上がりを記録しています📈

第3章:企業型DC・iDeCoの“放置リスク”と見直しの重要性

正直…「DCを放置している人」、多くないですか?
・加入時のまま元本確保型(定期預金)
・どんなファンドに投資されているか知らない
・信託報酬が高い古いファンドのまま

そんな状態だと、せっかくの積立が“死んだお金”になってしまいます💀

特に見直しておきたいのがこちら👇

  • ✅ 投資対象(外国株?バランス型?元本確保?)
  • ✅ 信託報酬(古いファンドは高い場合あり)
  • ✅ スイッチング可能な制度か

そして何より大事なのは、
「長期で成長するファンド」に積み立て続けること
今回のように、外国株インデックスであれば数年で2倍以上になることもあるという事実は、改めて大きなヒントです。

第4章:「老後の自分年金」は“職場のDC”で作れる

企業型DCは、「会社が用意してくれるもうひとつの年金口座」。
退職金の一部がこれで積立られている人も多く、無視できない存在です。

しかもDCは、原則として60歳まで引き出し不可
つまり、完全に“老後のための資産形成”に特化した制度なのです。

でも、放置したままだと…

  • ✖ 元本確保型で利回り0.01%
  • ✖ インフレに負けて実質価値は減少
  • ✖ スイッチング期限が過ぎると変更も難しい

一方で、今回紹介したような外国株式インデックスに切り替えておけば…

  • 💡 株式市場の成長をまるごと享受
  • 💡 長期で複利が効く
  • 💡 ドル資産としてインフレ耐性もある

放置せず「自分で運用先を選ぶ」ことで、DC口座は“もう一つのNISA”として活用できます📊

第5章:NISAとDCをどう使い分ける?家庭単位で考える資産形成

NISAとDC(企業型DCやiDeCo)は、性質も目的も異なります。
両方活用するのが理想ですが、「家庭単位」で使い分けることが大切です。

制度特徴向いている人
NISAいつでも引き出しOK、運用益は非課税中長期で資産を育てたい人
企業型DC会社が拠出、運用先は自分で選ぶ老後資産をコツコツ育てたい人
iDeCo自己拠出、掛金が全額所得控除節税したい高所得者層

👨‍👩‍👦家族で考えるならこんな活用法もアリ👇

  • 👨‍💼パパ:企業型DCを外国株インデックスにスイッチ
  • 👩‍👧ママ:新NISAでバランス型や高配当株
  • 👦こども:ジュニアNISAまたは特定口座で投資信託

「家庭全体でポートフォリオを最適化する」視点が、インフレ時代の資産形成には重要です。

「NISAと併用するならiDeCoで積立もアリ!」

「老後資産を自分で作るなら、iDeCoでコツコツ外国株インデックスも選択肢に

🔍 用語解説コーナー

✅確定拠出年金(DC)
加入者が運用商品を自分で選び、60歳まで積み立てていく年金制度。企業型DCとiDeCo(個人型)がある。

✅DC専用ファンド
DC制度でしか購入できないファンド。一般の証券口座からは購入不可。手数料が割安なものが多いが、古い商品では信託報酬が高いことも。

✅インデックスファンド
日経平均やS&P500など、市場全体の指数に連動した投資成果を目指すファンド。コストが低く、初心者にも人気。

✅MSCI-KOKUSAI指数
日本を除く先進国の株式市場に連動するグローバルな株価指数。アメリカ株の割合が高い。

まとめ:5年で差がつく!「放置しないDC活用術」

今回の「野村 外国株式インデックスファンド・KOKUSAI」の快挙は、
“職場の年金制度”にも、億を目指す資産形成の可能性があることを証明しています。

DCは放置せず、自分でスイッチングし、見直すこと。
そして、家庭全体でNISAと組み合わせて戦略的に使うこと。
これが“会社任せにしない老後資産形成”の第一歩です。

「資産配分に不安がある方は、FPに無料相談してみるのも手」

カツくんの一言コーナー

💬カツくん:
「DCは“会社がくれたNISA”みたいなもん。放置してたら、2倍どころかゼロ成長だよ!
しかも老後までじっくり育てられる“最強の積立畑”だから、ほっといたらもったいないッス🍅🌱」

「まずは今のファンドをチェックして、インデックス型にスイッチしてみて。未来の自分、マジで感謝するから💪」

    • 「もっと学びたい人向けにおすすめ書籍もご紹介!」で読書リンクセクション設置
    • 「この記事で紹介した内容を体系的に学びたい方へ📚」👇️




コメント

タイトルとURLをコピーしました